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ゲジゲジ 殺してはいけない理由:益虫・由来・縁起

運気開運 金運・財産の風水

ゲジゲジは、無数の足を持ち体をくねらせて動く外見から、生理的に苦手・嫌悪感を感じてしまう方もいるでしょう。家の中に見つけたらすぐにでも対処してしまいたくなるかもしれませんね。

今回はそんなゲジゲジをむやみに処分してはいけない理由を解説します。

ゲジゲジ 殺してはいけない理由

ゲジゲジを殺してはいけない理由は
・益虫である
・人間にとって有害ではない
・縁起の良い虫
であるからです。

それぞれ解説していきますね。

ゲジゲジは益虫である

ゲジゲジは人間に害を与える害虫ではなく、役に立ってくれる『益虫』(えきちゅう)です。
ゲジゲジは肉食性で、主に食べるものは昆虫、特にゴキブリやハエ、シロアリ、ダニ、蚊などの害虫です。体が小さい頃はダニなどの小さな虫を、成長するとゴキブリなどの大きいものを食べるようになります。
そのため、ゲジゲジは天然に存在する害虫が増えすぎないようにバランスを保ってくれている重要な益虫なのです。

このように害虫の天敵として、ゲジゲジは人間にとって役に立ってくれる存在です。もしゲジゲジがいなくなってしまうと、天敵のいなくなったゴキブリなどの害虫が増えてしまう可能性があります。自然のバランスが崩れ、環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

あの素早い動きや無数の足も、害虫を捕まえる優れたハンターとしての生態だと考えると、見方も変わってくるかもしれませんね。

ゲジゲジは有害ではない

ゲジゲジには強い毒はなく、噛む力も非常に弱いため、人間に危害を加えることはありません。

外見からは有害な生き物のように見えるかもしれませんが、毒や有害な病原体は持っていません。人間に対して攻撃的な行動を取ることもなく、たとえ噛まれても、ひどいけがや病気になることはありません。
ただし、ムカデは毒をもつものがあり、かまれると強い痛みを感じたり,腫れることがあります。ヤスデは触るとかぶれたり、臭いにおいがつくことがあります。外見での違いはよく知らない、という方もいるかもしれませんので、あえて近寄ったり触る必要はないでしょう。

ゲジゲジは縁起が良い

韓国ではゲジゲジのことを『トンボルレ(金虫)』と呼びます。家にゲジゲジが出たら、その家はお金持ちになる、という言い伝えがあり、縁起の良い虫とされています。
これは、ゲジゲジは暖かい家を好むため、貧しい寒い家でゲジゲジを見たら『暖かい家=お金持ちになれる』という考えが広まったともいわれています。

また、ムカデは日本の神話の中では神の使いとしてポピュラーな存在であり、お金のことを「お足」とも呼ぶことから、足の多いムカデは『お金に困らない縁起の良い生き物』という考え方もあります。

まとめ

ゲジゲジを殺してはいけない理由を解説しました。
見た目だけで判断せず、自然の中の大切なバランスに役に立つ存在として、ちょっと見方も変わるかもしれませんね。

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