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鬼門の方角・意味 鬼門に置いては いけない もの

運気開運 住宅の風水

「鬼門」という言葉は、風水に関心のない人でも一度は聞いたことがあるかもしれませんね。家の新築やマンションの購入、リフォーム工事など、間取りを考える際に「鬼門」の概念を取り入れる人は多いです。玄関や水回りは鬼門の方角を避けるべきだと言われることがありますが、その理由や根拠はどこにあるのでしょうか?今回は鬼門・裏鬼門の方角と意味、置いてはいけないとされるものについて解説します。

鬼門の方角の意味は?方角や位置の調べ方は?

鬼門とは北東の方角

鬼門(きもん)は北東の方角を指し、「鬼(邪気)の出入りする方角」を意味します。

北東は「艮(うしとら)」とも呼ばれ、艮は北東の方角にあたる地域を指す言葉です。陰陽道では、この方角には陰悪な気が集まり、様々な鬼が出入りすると考えられています。その起源は古代中国にさかのぼります。古代中国の説話や歴史、地形の問題などから派生しています。この方角は「鬼方(きほう)」とも呼ばれます。

日本に伝来後、陰陽道や神道、怨霊信仰の影響を受け、不吉な方位として認識されるようになりました。そのため、出かけるときや建築などの際には、常にこの方角に注意を払うことが重要視されました。このような鬼門を忌む信仰は、九世紀頃には既に見られましたが、特に盛んになったのは院政期でした。
日本でも重要な都や幕府の鬼門には鬼門除けとして大きなお寺が建てられ、平安京の鬼門には比叡山延暦寺が、江戸城に対して寛永寺が置かれています。

また、現代用語としては『行くのがいやな所』という意味で用いられることもあります。その人にとって、いやだったり苦手な人のいるところ・場所・事柄についても指します。

裏鬼門とは南西の方角

裏鬼門(うらきもん)は鬼門と反対の方角である南西を指します。

艮と反対の未申(ひつじさる)にあたる南西の方角も裏鬼門として、同様に警戒されている方角です。陰陽道では、北東と南西が陰陽の狭間で不安定になるとされ、裏鬼門も鬼門と同様に不吉な方角と考えられています。

鬼門・裏鬼門の決め方

鬼門・裏鬼門の方角は『家の中心から見て』北東及び南西の方角です。
家の中心の決め方は、家の間取り図を用意し、対角線を引いて交差した部分になります。
家全体の形が完全な四角形(長方形)ではなく欠けた部分があるときは、そこを補うように補助線を引いて、そこから対角線を引きましょう。

鬼門においてはいけないもの

鬼門・裏鬼門においてはいけないもの

鬼門・裏鬼門においてはいけないとされるものは

①玄関・門などの出入り口
②台所・キッチン
③トイレ・お風呂などの水回り

です。
その理由として、①の出入り口は、鬼門や裏鬼門は悪い気の出入り口と考えられているため、そこから悪い気が侵入することを避ける、という考え方です。
②③の水回りに関しては、北東の方向は家の中でも日当たりが悪く、キッチンや水回りを置いて滞在すると体が冷えやすくなるため、また、南西は西日が当たることで食材などが傷みやすくなるため、とされています。

まとめ

鬼門・裏鬼門の意味と方角について解説しました。ご自宅の方角を一度調べてみてくださいね。

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